最新NYスタイルのキッチンはオーセンティックなモノトーンで
今回は先日引き渡ししたアメリカ NYスタイルのキッチンの実例を紹介します。
大手ハウスメーカーで建てられた都内の新築住宅。
シンプルな住宅が多い中、洋風な生活を望まれてのことでインスタなどのキッチン写真を参考にしながら設計・デザインしました。
アメリカンスタイル近況
キッチンは各国・各時代で流行があります。これはその時代の世相が反映されるのはアパレルにも通じる所です。
現在繁栄を続ける米国などはオーセンティックなインテリアが流行中。オーセンティックとはトラディショナルで、 保守的で高級イメージであり正統派感覚を抱くアダルトを対象としたスタイルを指す言葉です。
特にアメリカ経済の中心地ニューヨークは、このオーセンティックなスタイルが席巻していると言っても過言ではないでしょう。
住宅インテリア、レストランやショップなどの商業施設などにおいても高級で都会的なコーディネートが満開です。
アメリカンモノトーンでまとめたキッチン
ニューヨークスタイルのキッチンは最近ではモノトーンでコーディネートされたものが多くなっています。
扉は当然ホワイトですね。
アメリカンキッチンの框扉色はホワイト系が主流です。若い方などはネイチャーカラーなどの中間寒色を選んだりしますが、ラグジュアリーになるほど、ホワイト系が多くなります。
また、ニューヨークのアパートメントなどでは、都会的要素を加味しツヤありのヨーロピアンな仕上げも増えてきました。
今回お引渡しが終わったこちらのキッチンも扉はホワイトのツヤありのGlossyな仕上げです。
ワークトップはクウォーツストーンの黒系を採用。
クウォーツストーンは表面に光沢があってとてもきれいですね。人工大理石と違って傷がつきにくいこともメリットの1つです。
ハンドルはアメリカから取寄せたアンティークゴールドのハンドルがアクセントになっていますね。
アメリカンスタイル キッチンのまとめ
今回は私がデザインしたアメリカンスタイルのキッチン実例を紹介しました。
アメリカ・北米と言うとやはり框のデザインが重要なポイントになってきます。
最近ではヨーロピアンスタイルのフラットなドアのキッチンも見受けられますが、グレード感・ラグジュアリー感はシンプルなドアより陰影が美しい框型の扉の方がいかんせん高級感を感じてしまいます。
このブログをお読みだと言うことは【アメリカンスタイルのキッチンに興味がある】と思っていますので「そんな家を建ててみたい」「キッチンを使ってみたい」と言うことであればまずはこちらのサイトからご相談ください。
著:キッチンデザイナー 齋藤 達紀
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