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究極の英国(イギリス)住宅を目指した洗面・キッチン・インテリアの実例

公開日:  最終更新日:2023/01/26

英国住宅・イギリス住宅ってあまり馴染みが薄いのですが本場現在の英国でも多様な住宅が存在します。

一般的に私たちやイギリス人が思い描く英国・イギリス住宅は伝統的な外壁は石やレンガでできたお城のようなもの、インテリアも重厚で【無垢の木材】【ウォールナット】【細かなハンドワークな装飾】などを使ったものを想像します。

この度本格的英国・イギリス住宅を目指した住宅のキッチンや洗面化粧台、そして輸入建材をトータルで提案し納入させていただいたのでその実例を紹介します。

英国調デザインの洗面台やキッチンは価値がある


最近はローコスト住宅やカジュアル住宅全盛ではありますが、やはり本物志向のお施主様はいらっしゃいます。

住宅の好みでモダンなRCコンクリート住宅が好きな方、和風建築が好きな方、洋風デザインの2✕4や2✕6が好きな方など多種多様です。


しかし世界的にみると本当のこだわり住宅は洋館~英国住宅に行きつくのではないでしょうか。


アメリカであれば、建国時は主にイギリスからの移民でなりたちその後のイギリス調住宅は築年数が古くてもとても価値があります(歴史があればあるほど良いという話も)。その価値は現在のものと置き換えると、材質・クラフト・デザインは限りなく高額になります。

英国住宅を目指すのであれば、内部ドア・ドア枠・幅木・幕板・オーナメント・キッチンや洗面化粧台、照明・壁紙など全てのインテリアをトータルで考えると時間とコストはある程度覚悟しなければなりません。


洗面化粧台やトイレの手洗いカウンターはオレンジの大理石をチョイス。

洗面ボール・水栓はCERAトレーディングの輸入品を使いました。




こちらはゲスト用の手洗いで天板はトイレと同じく大理石ですがグリーンの蛇紋を選びました。

ミラー周りにも装飾モールを回しています。




キッチン内はあまりお見せできませんが2本のコラムポストの奥にあります。

色・素材も統一されて一体感があります。



重厚で本格的な英国調インテリアの実例

 

英国調のインテリアで一般的なインテリアは落ち着いたウォールナット調で統一された色目のものです。

建材は基本的に木製を使用しトラディショナル/アンティークデザインのオーソドックスで重厚感があり流行り廃りのない普遍的なデザインと細かいハンドクラフトの装飾が必要です。

これがおろそかになると中途半端で残念な室内になってしまいます。



天井の廻り縁(クラウン)の曲げ細工。特注で角度をとった輸入木製モールディングを壁に合わせて取り付け。

3方向の大きな廻り縁は迫力満点です。



内部建具と壁面パネルもトータルで取扱。細かいモールデザインはビンテージ感があります。



天井の輸入モールディングを使った照明周りの折り上げ天井。

本場のアンティークなイギリス住宅を参考にした非常に手の混んだ装飾。



アンティークな階段手すりと壁全面のモールディング。

2階への吹き抜けの天井いっぱいまで装飾しました。細かな部材と階段の段を上がるごとにモールデザインを変えています。


まとめ

普段なかなか目にすることがない英国住宅のインテリアですが、今回こちらの物件に輸入建材・デザインを提供できてとても良い勉強になりました。

一般的な国産や輸入のキッチンメーカー、また輸入建材商社そのどちらかだけではこのような物件は手に負えず輸入キッチン+輸入建材+デザインが可能なサンタ通商ならではと終わって実感するところです。


英国様式の住居に憧れを抱く日本人は少なくないことでしょう。日本でも取り入れてみたい世界の家の1つですね。

英国住宅を目指されていらっしゃるお施主様ぜひご連絡を。
(設計・施工:ポラテック株式会社)

著:キッチンデザイナー  齋藤 達紀


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